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2025.11.08

歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方へ

みなさんは「朝起きるとあごが疲れている」「歯がしみる」「家族に歯ぎしりを指摘された」などの経験はありませんか?もしかするとそれは、歯ぎしり(ブラキシズム)が原因かもしれません。

1,歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは、睡眠中や無意識のうちに歯を強くこすり合わせたり、食いしばったりする習慣のことを指します。医学的には「ブラキシズム」と呼ばれ、実は多くの方が気づかないうちに行っています。

主なタイプは次の3つです。

  • グラインディング型:ギリギリと音を立てて歯をこするタイプ

  • クレンチング型:音はしないが強く食いしばるタイプ

  • タッピング型:カチカチと歯を噛み合わせるタイプ

 2. なぜ起こる?

歯ぎしりの原因は一つではありません。代表的な要因としては次のようなものがあります。

  • 精神的なストレスや緊張
  • ②かみ合わせの不調
  • ③睡眠の質の低下
  • ④アルコール・カフェインの摂取
  • ⑤姿勢や生活習慣の乱れ

 

 

3.歯ぎしりが引き起こすトラブル

歯ぎしりを放っておくと、次のような症状を引き起こすことがあります。

・歯のすり減り・欠け:歯の表面(エナメル質)がすり減り、知覚過敏や歯の破折を招くことがあります。

・顎関節の負担・痛み:強い食いしばりにより、顎関節に炎症や痛みが生じることがあります。

・筋肉の緊張による頭痛・肩こり:咬筋(こうきん)という顎を動かす筋肉が過度に緊張することで、頭痛や肩こりを感じることもあります。

 

4. 歯ぎしりの対策・治療方法

当院では、歯ぎしりによる歯や顎へのダメージを防ぐために、次のような方法を行っています。

① ナイトガード(マウスピース)作製

就寝中に装着することで、歯の摩耗や破折を防ぎ、顎への負担を軽減します。オーダーメイドでお作りするため、フィット感も安心です。

② かみ合わせのチェック

歯の高さや位置のバランスを確認し、必要に応じて調整を行います。

③ ボトックス治療(咬筋ボトックス)

最近では、ボトックス注射を用いた歯ぎしり・食いしばりの治療も注目されています。ボトックス(ボツリヌストキシン)を咬筋(こうきん)という顎の筋肉に注射することで、筋肉の過剰な緊張をやわらげ、歯ぎしりや食いしばりを軽減します。


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